御霊祭り
今年も上御霊神社におみこしが並びました。毎年5月1日から18日に行われる祭礼「御霊祭」は、“京都最古のお祭り”とされ、貞観5年(863)悪疫退散の御霊会が神泉苑で催されたことに由来。祇園祭よりも歴史あるという、由緒正しいお祭りだそうです。
「北之御座(今出川口)」「中之御座(末廣)」「南之御座(小山郷)」の3基のおみこしがあります。小さいころからお祭りに親しんで来られた地元の方は皆さん、( )内の呼び方で話されます。
つい先日も、「僕はなぁ、末廣が好きやねん。他の2基とちごて、軽いからたこうかかはんねん。その時の鈴やら飾りの音がなんともいえんすばらしいねん」と、顔をほころばさせながらお話されるのを聞いて、こちらまでその場で見ているかのような気分になりました。
5月1日には神幸祭、猿田彦御神面巡幸が行われます。5日と11日には子供みこし、18日にはメインイベントの還幸幸、神輿三基渡御が。
”京都最古のお祭り”も楽しんでいただいてはいかがでしょうか。
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New 2024.04.28